無垢材のチェア

世界に一つだけの物

2017年09月27日 13時49分

以前一目惚れをして購入しダイニングに置いてある、無垢のダイニングテーブル。
実家のダイニングテーブルが古くなったからと家族で家具屋さんをめぐりました。
そこには沢山の種類があり、安いものから高いものまで。
初めは私達もダイニングテーブルだし、そんなに高いものではなくても見た目が良いものをと思って探していました。

しかし、私の両親が今後も長く使いたいという思いとそのダイニングテーブルを見た瞬間、木目の綺麗さとその色合いに家族全員が一目惚れをし購入を決定しました。
無垢というだけでもちろん値段は突板の家具に比べて何倍もします。
そして突板の物の方が重さは軽く値段は安い、無垢と同様に木目も入っています。
そして無垢材に比べて反りなどが出ないのも特徴です。

しかし、無垢というのはその木の年輪の数や枝の付き方などで同じ素材の木から出来た同じデザインの家具でも全く違う印象を与えるような家具に仕上がるのです。
そして一つ一つが違う柄になるで、その家具は世界に一つだけのものが出来上がります。
そして、無垢は太陽の光を浴びると色が変化していきます。
面白いのが、
日焼けをした後に濃くなったり、または薄くなったりとその使用されている木の種類によって違うという事です。
これはその人が置いた場所によって日が良く当たったり当たらなかったりで風合いが変わってきます。

私の家のダイニングテーブルも買った時よりも色が濃くなっており、風合いが出てきています。
そして、
何より無垢材で出来た家具というのは長く使えるという事が一番の特徴です。
長く使用すれば傷が付いてきます。しかし、無垢材だと深い傷も治すことが出来ます。
突板の物も確かに浅い傷であれば治す事は出来ますが、深いものだと板と板の間の中身が見えてしまう為、そう簡単に治す事は難しいでしょう。

そして、そうやって出来た傷や色の変化は新しい家具や無垢材ではない家具には無い風合いが出てきます。
これも世界に一つだけの物が出来上がると言えます。そして、家具というものはそう簡単に買い換える物では無いです。
そして私の両親もですが、このダイニングテーブルを長く使いたいと思って購入します。
確かに今は安い家具が沢山出回っていますし突板のものは見た目も無垢あまり変わらない物も多くあります。
しかし、無垢にはその家具独特の風合いとデザイン、ずっしり感、そしてその家具が家族と一緒に長い年月で変化していくのです。
今後もダイニングテーブルの変化を見るのが楽しみです。